【　治療済みの歯が再び虫歯に？再発し易さの原因　】

かとう歯科です。

本日は治療済みの歯が再び虫歯に？再発し易さの原因についてお話しします。

1,『再発の要因とは』

虫歯は、口腔内の細菌による感染症であり、これらの細菌は食物残滓によって生み出されるプラーク（歯垢）内に生息しています。

細菌は糖分をエネルギー源に酸を生成し、これが歯を侵す原因となります。

したがって、一度虫歯を治療したとしても、さまざまな要素、例えば歯磨きの質や頻度、唾液の量、歯の配置等により再び虫歯が発生する可能性があります。

そのため、再発防止には適切なプラークコントロールが重要となります。

2,『虫歯が再発しやすい場所』

主に３つ存在します。

歯の溝、歯と歯の間、歯と歯茎の境界部分です。

特に、歯と歯の間や歯と歯茎の境界は、歯ブラシの毛が届きにくいためプラークが溜まりやすい部位です。

さらに注意すべきなのが、既に歯科治療で詰め物や被せ物が施された箇所です。

これらの部位は、時間が経つと摩耗や唾液による接着物質の流出により隙間が生じ、プラークが溜まりやすくなります。

このような部分から始まる虫歯は、「2次カリエス」（再発虫歯）と呼ばれます。

残念ながら、詰め物や被せ物は永久的な治療法ではなく、定期的なケアや必要に応じた交換が必要です。

特に以下の項目に当てはまる方は、口腔内の健康状態を歯科医院で確認することを強くおすすめします。

・歯磨きに自信がない

・1日に1回しか歯磨きをしていない

・間食が多い

・口が乾燥しやすい（唾液が少ない）

・歯並びが悪い

・過去に歯周病と診断されたことがある

・以前に詰め物や被せ物の治療を受けたことがある

最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。

みどり市にある歯医者・歯科

『かとう歯科』

群馬県みどり市大間々町大間々５６６−１

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