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咀嚼の役割10選 その②

2023.05.02

咀嚼の役割10選 その②

 

 

かとう歯科です。
今回は、咀嚼の役割10選のうち残りの5つをお伝えいたします。

 

6:認知症予防

 

しっかりと噛むことで、あごを動かし脳への刺激を伝えることができ、認知症の予防につながります。脳への神経伝達が正常に行われない場合、アルツハイマー病などの認知症による記憶障害が引き起こされやすくなります。
そのため、日常的にあごを使ってしっかりと噛み、脳に刺激を与えることが重要です。

 

7:老化防止

 

「脳の老化防止」だけでなく見た目の老化も抑制することができます。しっかりと咀嚼することにより、舌、頬、口周辺、こめかみなどの筋肉や肌が鍛えられ、柔らかくなり、シワやほうれい線の発生を防ぐことができます。また、あごのラインもシャープにすることが可能です。

逆に、咀嚼が不足すると、肌や筋肉が動かなくなり、硬くなってたるみがちになります。美容に気を使っている方は、きちんと噛むことを意識しましょう。

 

8:視力低下の予防

 

咀嚼によって目の周囲の筋肉を動かし、血行を良くすることができます。これにより、老眼や目の疲れなどのリスクを軽減できます。最近では、パソコンやスマートフォンの長時間使用により、視力が低下する方が増えています。そんな方は、日常の食事で噛む回数を増やすことを心掛けましょう。

ただし、咀嚼だけで視力低下対策が完璧になるわけではありません。近くのものを見すぎない、パソコン作業の際は休憩を取るなどの工夫も大切です。

 

9:がんリスクの軽減

 

唾液にはペルオキシダーゼという酵素が含まれており、食品中の活性酸素や発がん性物質を抑える作用があります。

あごの近くには大きな唾液腺が存在するため、しっかりと咀嚼してあごを動かすことで、十分な唾液が分泌され、がんリスクを下げることができます。

 

10:不安症やうつ病の予防

 

咀嚼により、セロトニンというホルモンの生成量が増えます。セロトニンは「幸せホルモン」とも言われ、睡眠の質を向上させたり、不安症やうつ病を予防する働きがあります。睡眠に関する悩みがある方は、日常的にしっかり噛んで食事をしているかどうかを見直すことが重要です。

また、気持ちが沈んでいる時には、食欲が低下し、食事を抜きたくなることがあるかもしれません。しかし、栄養を摂らないと、メンタルがさらに不安定になる恐れがあり、噛む機会も減ってしまいます。だからこそ、気落ちしている時でも、食事はきちんと摂ることが大切です。

 

少しでも参考になれば幸いです。本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

※当院では、患者様に安心して治療を受けていただくために、感染対策を徹底しております。

みどり市にある歯医者・歯科
『かとう歯科』
群馬県みどり市大間々町大間々566−1
TEL:0277-46-6480

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