お知らせ
インプラントがダメになったら 入れ歯？ 選択肢と予防策
目次
かとう歯科です。
インプラント治療を受けたけれど、「もしダメになったらどうしよう」と不安に感じたことはありませんか？
実は、インプラントがダメになる原因にはいくつかの要因があり、それに応じた対処法があります。
多くのインプラントが適切なケアを続けることで長期間使用可能とされています。
今回は、インプラントがダメになった際の対処法や入れ歯への移行を含む選択肢について解説します。
適切な情報を知ることで、治療後の安心感を得られ、将来のリスクも軽減できます。
インプラントがダメになっても、適切な対応をすれば多くの場合に希望の治療を選べることをご存じですか？
インプラントがダメになる主な原因
インプラントがダメになる主な原因として、以下のようなケースが挙げられます。
- インプラント周囲炎: 細菌感染が原因で、インプラント周囲の骨が減少し、インプラントがぐらつくことがあります。
- メンテナンス不足: 定期検診や日々のケアを怠ると、歯垢や歯石が蓄積しトラブルの元に。
- 喫煙や歯ぎしり: 血流を悪化させたり、インプラントに負担をかけたりする習慣もリスクを高めます。
- 治療の失敗: 経験不足の医師による手術が、結合不良や長期的な問題を引き起こす場合もあります。
これらの原因を理解し、適切な対策を講じることでインプラントの寿命を延ばすことが可能です。
再治療でインプラントを使い続けられる可能性
インプラントがダメになった場合でも、再治療が可能なケースは少なくありません。
例えば、インプラント周囲炎の初期段階であれば、抗生剤の服用や丁寧なブラッシングによるケアで改善することがあります。
この段階で適切な治療を受ければ、インプラントを取り外す必要はありません。
症状が進行している場合でも、骨の状態が良ければ再手術を検討できます。
骨が減少している場合は、骨造成という治療を行うことで、インプラントを安定させるための土台を再構築できます。
再手術後もインプラントを使い続けられる可能性があるため、症状に気付いたら早めに歯科医に相談することが大切です。
入れ歯を選ぶ場合のメリットと注意点
インプラントの再治療が難しい場合、入れ歯が次の選択肢となることがあります。
入れ歯は、インプラントと比べて治療期間が短く、手術が不要であることが特徴です。
また、費用も比較的安価であるため、多くの患者さんにとって現実的な選択肢となっています。
ただし、入れ歯にはデメリットもあります。
使用中にズレたり、見た目がやや不自然になることがあるため、調整が必要です。
最近では、「インプラントオーバーデンチャー」という選択肢もあり、インプラントと入れ歯の利点を組み合わせることが可能です。
この方法では、インプラントを入れ歯の固定に活用するため、安定感が向上し、見た目や使用感も改善されます。
インプラントをダメにしないための予防方法
インプラントを長持ちさせるためには、セルフケアとプロによる定期的なメンテナンスが不可欠です。
毎日の歯磨きはもちろん、デンタルフロスや歯間ブラシを使って口腔内を清潔に保つことが重要です。
また、定期検診では歯科医師による専門的なクリーニングを受けることで、歯垢や歯石を取り除き、インプラント周囲炎の予防が期待できます。
さらに、喫煙を控えることもインプラントの健康を守るうえで大切です。
喫煙によって血流が悪化し、インプラントと骨の結合が妨げられるリスクが高まります。
歯ぎしりや食いしばりの癖がある方は、ナイトガードと呼ばれるマウスピースの使用を検討するとよいでしょう。
これにより、インプラントにかかる負荷を軽減できます。
入れ歯やブリッジとの選択について
インプラントがダメになった場合、入れ歯以外にも「ブリッジ」という選択肢があります。
ブリッジは、失った歯の両隣を支えにして人工歯を装着する方法で、自然な見た目と強い噛み心地が特徴です。
ただし、健康な歯を削る必要があるため、慎重な検討が必要です。
まとめ
インプラントがダメになった場合でも、適切な治療を受けることで再び快適な口腔環境を取り戻すことが可能です。
入れ歯やブリッジなどの選択肢もあり、患者さん一人ひとりのニーズに合った方法が見つかります。
日々のセルフケアと定期的なメンテナンスを行い、インプラントを長持ちさせることで、より充実した日常生活を送りましょう。
少しでも参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
みどり市にある歯医者・歯科
『かとう歯科』
住所：群馬県みどり市大間々町大間々５６６−１
TEL：0277-46-6480
